2007-01-01から1年間の記事一覧

いろいろ

11月下旬には信州で窯焚きの手伝い。今回は古唐津の土がいい風合いだった。その後、師走となり、慌しい毎日を過ごしている間にもう暮れとなる。先日マトゥーリ男声合唱団のコンサートも無事終わったものの、締切の原稿と重なっていたので、考えることとや…

故障

本を読み進める傍ら、パソコンに先日撮影したビデオの画像を読み込ませていた。ところが1本だけビデオカメラが再生してくれないテープがある。普通はカセットが下に吸い込まれて中のテープが巻き取られるのだけれども、この巻取りがされず、「テープを取り…

英語の発音

日本語では「ア」は基本的に一種類しかない。英語ではそれが6種類にわたる。オに近いア、ウに近いア、エに近いア。これをごっちゃにすると、つまり聞き分けられないと、発言の意味が分からないことがしばしばある。昔アオテアロア(NZ)で、Birdがバード…

メールの便利さ/不便さ

仕事上の行き違いがあったのだが、その一因はメールの気軽さにもあったように思う。メールでの連絡は電話と異なって聞き間違いやいい間違いが少ないという利点がある。日時や場所の説明などにはメールが向いている。ただ打ち合わせの場合などだと、電話では…

いよいよ

マトゥーリのコンサートも近づいてきて、今日は午後から夜まで練習。その後は当日の打ち合わせで、帰宅は日付が変わるちょっと前。仕事が舞い込むことはありがたいことなのだけれども、急遽入る所用をこなすことが師走には多くなってくる。原稿を書き上げる…

師走

12月になり急に仕事が入ってきたという事情もあるけれども、何よりも、すぐに終わると思われた仕事がなかなか終わらず、次の仕事に差し支えているのが厄介なことだ。思わぬことに足を引っ張られて次に進めないというのは精神衛生上よろしくない。しかし一方…

厭世的

昔からなぜか厭世主義に憧憬を感じていた。厭世主義と言っても、世を厭うわけではなく、ただ平穏な世界を求めてと考えると、自然に人里離れた山野に暮らしたいという欲求になっただけのこと。「西欧」という言い方は非常に曖昧でステレオタイプというか、或…

生活保護費 引き下げ額検討へ

だそうである。「生活扶助基準が、生活保護費を受けていない低所得世帯の消費実態に比べて高めだとの指摘もあり、見直しを検討してきた」らしい(この検討会議の座長がアメリカ帰りということに偏見をもってはいけないが、どうも。。。)。こうした由々しき…

ラフマニノフ

『社会統治と教育』の書評を書きながら、ラフマニノフを聴く。三重奏を一通り聴いた後、ピアノ協奏曲を久しぶりにかけてみる。実はこの決定版は未だに見つけていない。強いて言えば、というか、ラフマニノフ自身がピアノを弾いているヴァージョンにどれも及…

牛肉とエタノール

ニューヨークはブルックリンにあるPeter Luger Steak House。このBrooklyn 店、こちらによるとドイツ人経営のお店らしく、ガラスはピカピカ、店内も非常に清潔とのこと。全米ナンバー1であったこのステーキハウス。最近行った人から聞いた話では、(おそらく…

メタボ

昨日の研究会で聞いて驚いたことは、これまでのメタボの定義というのが身長にかかわりなくされていたという話。ただしかし正確に腹囲を測るのは難しい。お腹に力を入れて引っ込めてしまうと5センチが変わるらしいから、くすぐってから測るとか、少し時間を置…

アカデミックパック

先月、Willcomの『Advanced/W-ZERO3[es]』に機種変更をしたところ、今月になってアカデミックパックなるものが始まった。 http://www.willcom-inc.com/ja/ad/academic/index.htmlこのパックだと、端末本体の価格が0円になるのに、先月買ってしまったので、2…

日本語の歌

先日、国立音大でのK先生の企画によるコンサートを聴く。山田耕筰と団伊玖磨の歌曲だけを取り上げて、二人の音楽に対する考え方の相違がよくわかる企画。さてその折、某ゲストが音楽大学では美しい日本語の歌をもっと歌うようにしてもらいたいと仰っていた…

パリ管弦楽団

一昨日はNHK音楽祭のトップを飾るプログラムを聴きにNHKホールへ。日本では初めて聴くパリ管。 http://www.nhk-p.co.jp/concert/ongakusai/「華の都・パリ初演のバレエ音楽」と題して、ベルリオーズ/序曲「ローマの謝肉祭」、ストラヴィンスキー/バ…

お水

11月。今年も残すところあと2ヶ月ながら、実感が湧かない。しかし寒い地方で徐々に観られつつある紅葉の美しい景色でも観れば、実感が湧いてくるかもしれない。さて寝しなに読んでいる高橋裕『都市と水』(岩波新書)で浄水場の処理方法について述べているく…

スロヴァキアフィル

数年前、スロヴァキアのバンスカー・ビストリツァで、地元のオケと地元の合唱団に加わって第九を歌ったことがある。屋外でのコンサートだったので、オケの音に合わせて小鳥が囀ったり、心地よい風が流れたり、夕暮れ時に始まったコンサートが終わる頃には辺…

Les Brindes

テレビで「情熱大陸」という番組があるらしい。そこで鳴門の漁師「村公一」さんが紹介されていて、ちょうどその番組が放送される前日に、村さんの魚を扱っているお店で食事をした知人夫妻から、先週末にそのお店に連れて行ってもらった。 http://www.mbs.jp/…

食と身体感覚

食品には、すべて製造年月日や賞味期限、或いは消費期限を明記する必要があるわけだが、昨今の偽装の問題には一筋縄ではいかない問題がある。こちらで「赤福」の件について論じていることは、赤福のしたことは確かに問題ではあるが、それはそれこそ江戸時代…

屁理屈

ロシア経済専門家の書いた『ビジネス・エシックス』という本が講談社現代新書にある。冒頭では功利主義やカント哲学などについてアメリカのビジネス・エシックス本を使って解説しているのだが、少々驚いたのは、こうした「屁理屈」を論じていても仕方がない…

イタリアン

午前中の授業が終わり、一旦帰宅してすぐに渋谷のサルデーニャ料理店Tharrosへ行き、ランチ。スパゲッティは茄子のミートソース(禁断のお肉をまた食べてしまった)で、900円也。馬場シェフが作ったものではないので、やはり塩味が強い。いやこの塩味はおそ…

maturi, concert

今年もあと2ヶ月でマトゥーリのコンサートとなる。今年は12月19日(水)、19時開演、銀座王子ホール。昨年より団員も10人ほど増えて、より充実したハーモニーが作れると思うが、それは残りの練習での仕上げ次第だろうか。今年のチラシデザインは基本的に昨年…

東京文化会館及び東京芸術劇場条例

というものがある。合唱団の練習などで芸劇のリハーサル室を借りる場合、電話で仮予約をして5日以内に料金を支払えばよいので、意外に使いやすい(新宿区の施設だと団体登録をした上での電話仮予約が有効なのは翌日の20時まで)。ただ便利な反面、不便なとこ…

ユニバーサル・デザイン

『Pen』2002年第77号で特集されていたのが書店で目に入り、購入。メイスによるユニバーサル・デザインの定義は7つ。1.誰にでも利用できること 2.使い方を自分なりに選べること 3.使い方が誰にも簡単にわかること 4.使い手に必要な情報がすぐに理解で…

音〜ヨーロッパとアメリカ

授業準備をしつつ、少し疲れたので、バーンスタイン=ウィーンフィルのブラームスの4番を聴く。ヘッドフォンで聴いていると、時折バーンスタインの唸り声が聴こえて来るので最初はぎょっとする。バーンスタイン晩年のもので、ブラームスらしいというか、時代…

いろいろなお茶。。。

昨晩は久しぶりにスコッチを飲む。ダルウィニーの25年物で60%ほどのアルコール。瓶詰めは1975年。スコッチは30年ほどすると、熟成がとまり、あとは少しずつ揮発してしまうから、樽に入れたままでは、どんどん中身が少なくなってしまうとは初めて…

地球温暖化

ゴア氏とIPCCにノーベル平和賞 地球温暖化の危機訴えだそうである。先日の英国高等法院とは異なって、社会的影響力という点が評価されたのだと思われる。けれども、IPCCは理解できるが、ゴア氏が同列に評価されるというのはどうだろうか。間違った内容を…

埴谷雄高

無限大の宇宙―埴谷雄高『死霊』展が神奈川近代文学館で開催中らしい。私小説中心の日本文学の中にあって形而上小説とも言うべき貴重な作品を遺した彼だが、没後10年になるとは。。。先日横浜での講義の後、久しぶりに駅前の食堂で夕食をとっているとテレビで…

環境問題

地球環境問題は米本氏の指摘にもあるように、きわめて政治的なイシューであると同時に、科学的にも怪しげな話が横行することが多いものでもある。『不都合な真実』などはきわめていかがわしいように感じていたが、ゴア氏に「不都合な判決」=出演映画に9つ…

小食の効用

小食を心がけて、そろそろ2ヶ月になる。この間、空腹感に苛まれる度合いも徐々に減っている。先日、体重計に乗ると6キロ減。それでもかつて重くなったなと感じた体重に戻っただけだから、あと7〜8キロは落としたいところ。今までいかに無駄に食物を摂取し…

そういえば、

先日観た『SiCKO』で、次のようなやりとりがあった。フランスでは国民がすぐにデモをやったりするので、政府が国民を恐れている。アメリカでは逆に国民が政府を恐れている、と。確か、ヴェーバーの『プロテスタンティズムのゼクテと資本主義の精神』に、アメ…