2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

パッキング中

日付が変わる前に書評は字数を縮めてまとめることができたのでよかった。さて旅行の下調べなどを幾つかしておかないといけない。ところで久しぶりにチャイコフスキーの弦楽セレナーデを聴く。黄金期のカラヤン=ベルリンフィルだけあって、聴いているだけで…

明日の締め切り

書評を鋭意作成中だが、3300字で一冊の本の紹介をして論点を整理し、批評するというのはなかなかの難事である。一応5000字くらいまではきりつめたが、さてどこを削ればよいか。。。そろそろ明日からの渡仏に備えて調べものもしておかないといけない。。。

生姜

夜、豚肉の生姜焼きを食べた時に、はたと思い出したことがある。昨晩新松戸のRacines ProfondesでH氏にご馳走になっていた折、薦められてドライジンジャーエールを頼んだ。出てきたのは何の変哲もない感じだったが、飲んで見るととても辛い。おそらくジンジ…

アヴィニョン

アヴィニョンではJ.S.Millのお墓参りをする予定で、彼のお墓がどこにあるのか調べてみた。Find A Graveという便利なサイトで彼が葬られている墓地が分かり、チェックしてみると、こちらにその墓地の図が出ている。アヴィニョン旧市街から、北東にのびているR…

フランスの弦楽の質感

昨晩、合唱練習の後の席で、信州大学のオケにいた友人がフランスものはフランス、カナダ、スイスのオケに限ると言っていたことをふと思い出した。そのときは、最近のオケは随分とインターナショナルになっているし、オケ独自の音とか、お国柄のようなものは…

いろいろ

昨日のこと。 ニースのホテルの予約完了。K氏お好みの海岸沿いのところにした。ただHISで予約したので、よいお部屋には当たらないだろうな。。。(一番安い値段を提示していたHISはしかしちょっと対応が遅い。。。やはりHISで航空券を買っていない…

茶飯釜

昨日のお昼。前々から伺いたかった某居に招かれ、茶飯釜のお茶事。喫茶去の御軸に始まり、待望のお茶室へ。床柱、天井、中板、自在棒など見所満載で期待に違わぬ仕上がり。竹の棒で息を吹きかけ、炭全体に火が回るようにして釜でご飯を炊く。火加減が威勢よ…

正戦論。。。

昨日は、お昼にいろいろ仕事をこなして、夕刻に本郷で政治哲学の勉強会。グローバルな正義についての論考を2本ほど。先月に前半を読み合わせしたArnesonの議論については、緊急度の高いグローバルな貧困と国内の相対的に緊急度の低い貧困、人間としての義務…

横浜市制、『帝国論』

東京新聞で横浜の中田市制についてコメントしている。市の借金を減らし、ゴミ焼却場の幾つかを閉鎖し、保育所を増設し、私(民)営化(privatization)を推進して、公務員の数や給与を減らした一方で、病院や保育所の私営化による環境激変、高齢者や障害者、…

慌しい毎日

渡仏が決まってから、いろいろすることがあって、どうも落ち着かない日を過ごしている。一日一日は楽しいだが、焦燥感に駆られるのはやはり渡仏前に仕上げるべき仕事がまだ片付いていないせいだろう。。。一昨晩は自宅で政治哲学勉強会の人々とお好み焼きパ…

神戸空港

開港したそうである。果たして必要なのかという議論はもう今更という感がしないでもない。採算がとれるのか、地震よりも津波のことを考えているのかという諸々の問題と共に、田川氏が指摘していることだが、1995年1月17日に神戸空港の建設を「復興対策」の名…

いろいろ

今日は千葉まで発表原稿作成のお手伝いなど。。。ペインクリニックにおける治療の方法や特徴を伺う。。。お昼は「かやぶき蕎麦」で合盛。お蕎麦とうどんが盛られているが、どうもうどんの方が美味しい。それに梅の変わりそばも戴く。こちらはすっきりとした…

Workshopでは

A.センと、道徳科学としての経済学についての議論を聞く。どちらも素材は違うけれども、正統派!?経済学への批判的視点をもっているという点では同じような立場で、議論が組み立てられているようだった。懇親会で少しビールを飲んでから、信号故障でダイヤ…

遠藤周作

『眠れぬ夜に読む本』を寝しなにぱらぱらめくっている。キリスト教のことや、少々神秘主義的なお話、動物のことなど、日々のことが綴られていて面白い。例えば、こういう話が出てくる。動物は発情期になってもやたらめったら交尾するのではなく、ちゃんと相…

なんだか

どうも熱っぽいような気が。。。先日の徹夜の後遺症か、或いは早くも花粉症なのか。。。今日は早く寝るとしよう。。。某先生から今日はジェレミー・ベンサムの誕生日ですというお知らせメールがあった。そうだった。忘れていた。。。

そろそろ

9時になる。あれから6時間が経ったとは思えないほどの能率の悪さだ。。。

深夜

ブログのデザインを変えてみようと思い立つ(現実逃避的行動)が、よいテンプレートがない。自分で一から作るのは面倒なので、結局、従来どおりのデザインのままに。。。全体の筋書きは決まっているものの、細部の表現がいまいち気に入らず、遅々として書き…

茶杓

一昨年の秋、或るお茶事で自作の茶杓を使ってもらったことがあった。拝見の際、同席された粋な方が褒めてくださり、煤竹や皺竹などの竹材を戴くことになった。竹材を戴きに伺った日のこと。某駅から15分ほど歩いたところにある某所の庭はすっかり掃き清めら…

いろいろ

先日のヴァレンタイン・パーティーでもらったお土産の薔薇。ちょっと草臥れて来てしまった(「くたびれる」がこんな漢字を当てるとは思わなかった)。先日、某出版社から月末に印税が入る旨の連絡を受ける。尤もこれは部数が売れたからではなくて、この本に…

ホテルの予約

パリやボルドー、ニースのホテルを調べている。パリだと空港からRERで一本で行けて、駅から遠くなくて、宿泊料がほどほどで、治安がよいところで、美味しいビストロやブラッセリーがあって、そして直前のオファーで安くなっているホテルと探していくと、…

待ち組

現代社会には勝ち組、負け組、待ち組というのがあるらしい。ネーミングが小学校のクラス編成のようでもあり、冗談かなと思っていたら、小泉首相が真面目に使っているようだ。「『勝ち組』『負け組』のほかに、挑戦しないで待っている人『待ち組』がいると思…

遺伝子組み換え作物

東京新聞によると、WTOはアメリカなどが提訴していたEUの遺伝子組み換え作物の輸入規制を協定違反としたらしい。遺伝子組み換え作物については、先進国でその安全性に問題があることなどが指摘されている。遺伝子組み換えといえば最新技術を使っている…

Pride and Prejudice....残忍さ

知人から、keira knightley版の『Pride and Prejudice』について教えてもらう。ロンドンでは今週DVDが発売され、また盛り上がっているとのこと。また『Bridget Jones's Diary』以外に、Keira Knightleyが出演の『Love Actually』も観ておくとよいとのこと(…

ル・クルーゼ

最近実家から送ってもらったフランスのお鍋「ル・クルーゼ」。「強火ではなく弱火で調理できるので、とても経済的」「保温性に優れているので、料理が冷めにくく、温かいまま」「平らで厚い底なので、材料が焦げつきにくく、きれいに仕上がります」「レモン…

プライドと偏見

少々気になる映画だ。原作のJ.オースティンについては、ちょうどベンサムと時代がかぶることもあって、ウィンチェスター近辺やバースのオースティン・センターなどを訪れたことがある。『Pride and Prejudice』はタイトルがまた意味深である。18世紀思想史…

いろいろ

今日は水谷川優子さんを囲む少し早めのバレンタイン・パーティー。二胡奏者の方も話していたが、今日の水谷川さんの無伴奏の演奏を聴いていると、違和感なく体に染み入るようで、奏者の内から湧き出る音楽が自然に形となって現われたようだ。聴いているうち…

節分

今年の恵方巻はなんとトロやイクラなどが入った海鮮太巻。贅沢だなと思いつつ、南南東に向かって黙して食べる。食べ物への感謝に始まり、幸いなる歳を祈念して(尤も1人で部屋で食べているときに話す人は稀だろうけれども)。先日、S氏と話していた折、紐作…

便利なサイトAll Aboutに「恵方巻き」のことが出ていた。その由来について、 ●大正初期……大阪の花街で、節分の時期にお新香を巻いた海苔巻きを恵方に向かって食べるという風習(流行り?)があった。●1932年……大阪鮓商組合が「節分の日に丸かぶり 〜この流行…

書の至宝展

昨日、小雨の降る中、東京国立博物館へ行った。王義之の書を間近で見たのはたぶん初めてではないだろうか。書聖と言われるだけのことはあるというか、書を見てあれほど感銘を受けたのは初めてだ。自然で、流れるようにゆったりとしていて、そこには或る種の…