2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

奢侈と資本主義

久々の授業だったが、大学に行くとガイダンス授業ということだったので、ドイツと日本での資本主義論争を紹介して、ヴェーバーのテクストの意義などを簡単にレクチャーして終わる。後期は『プロ倫』を読むと言うと、いろいろ注文が舞い込む。前期に比べて物…

昨日の研究会

国際関係思想・研究ネットワークの第2回研究会。公募研究報告では、最初に「慎慮・正義・解放:世界政治における倫理と国際的人道行動」というタイトルでの報告。慎慮は「国際的政治道徳」、正義は「グローバル・ジャスクティス」、解放は「批判倫理」が中…

柳宗悦

『茶と美』(講談社学術文庫)を手に取る。就中、「茶の病」は家元・宗匠の批判(これをやりすぎてお茶の世界から総スカンとなったらしい)。批判の内容は点前や茶事に精通することが茶道ではないということに尽きる。況や、茶事の知識を自慢することなども…

国旗国歌強制は違法

という画期的というか当たり前でもある判決が出た。しかしこれも地裁だから出せたものでもあるように思われるがどうだろうか。今回の判決が出た背景には、悪名高い10.23通達がある。東京都教育委員会によって出された2003年10月23日の都立学校の校長宛…

「美しい国」

先日のJSUSで会った研究者にも日本は美しいと言われた。確かに貧困や戦争で混乱を極め、疲弊したほかの国と比べると、美しいだろう。もちろん何をもって美しいとするかは難しい問題で、ゴミが落ちていないことも場合によっては「美」ではないし、皆がにこに…

山羊のチーズ

一昨日、Jさんが作ってくれたイタリアンな夕食を食べながら、8月に青木村のタンポポ堂で買ってきた二層になっている山羊のチーズをようやく戴く。ふむ、塩味が強いが、なかなかいける。。。シャルドネに合うと教えられたので、近くの丸正で買ってきたシャ…

Rosen’s Book

今日は中央大学でローゼンセミナー。数年前に購入したClassical Utilitarianismが実は誤植がひどくで廃棄処分になっていたものを誰かが盗み出して売りさばいたものだと判明して驚く(そういえば、随分と安く買ったような気がした)。表紙についている名前が…

学会終了

11日で学会本体は終わり、翌日は残務処理。別のスタッフは鎌倉へ(Big Budda Tour)。鎌倉へは久しく行っていないので、残念なところ(念願のアルセストにもまだ行けていない)。学会参加者からはいろいろ日本のことについて聞かれたが、印象に残っているの…

久々の更新

少し前、ブログは毎日更新しないとと親友に言われる(申し訳ない)。ブログは、ウェブ・ログの略!?だったなと思い出したが、こちらで「ブログ」の意味を見ると、こんなことが書いてある。 「個人や数人のグループで運営され、日々更新される日記的なWebサイ…

原稿

削っては増え、増えては削ってを繰り返し、なかなか到達の文字数に達することができない。とうとう締切の日が過ぎてしまった。いや、1時間以内に出せば、許容範囲内であると思われるのだが。限られた文字数での文章表現がこれほど大変だとは思わなかった。長…