2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

i Tunes U

全米の10数大学の講義が無料で聴講できるとは知らなかった。「i Tunes U」閲覧のトップ10入りしている人文系ではMITの「心理学」講義がある。聴いて見ると、それほど凄い講義には思えないが、人気があるのだろう。ちょっと気になったので、BerkeleyのD.…

いろいろ

風評と言えば、柏崎原発の放射能漏れで、近隣の宿屋や魚屋は閑散としているらしい。地震後、1週間、すべての客がキャンセルといった事態に陥った宿もあるらしいから、事態は深刻だ。放射能漏れについては、危機管理があれだけ叫ばれていながら、コストがか…

食習慣

辻信一さんの『スロー・イズ・ビューティフル』を読み直して改めて知った大谷ゆみこさんの「未来食」の話。食の危機が論じられているが、それよりも怖いのは「食習慣汚染」だということで、現代の食生活は次のような変化があるという。 1.全体食(丸ごとの…

風評.....

「「段ボール肉まん」はやらせ、中国TVが謝罪」だそうである。一部、ネットで話題になっていた、中国産の野菜や惣菜が危険だという報道は風評を根拠にしていたのではないかという話はやはり本当だったようだ。日本でも「やらせ」が横行したように、メディ…

憲法記念館、ムーア『Sicko』

今日は遺伝子組み換え食品や安全学などについて書かれた本を読む一日だった。パソコンを使わず、読書するというのは気持ちがよい。3時頃にお茶を飲みながら本を読もうと思って明治記念館に行ったところ、ブライダルフェアなどの催しで目当ての喫茶室は開い…

作品解釈の問題

フルトヴェングラーが1934年に書いた短いエッセイでは、芸術作品を解釈することにまつわる問題が論じられている。当時、「楽譜に忠実な演奏理論」と「創作的再現の理論」という2つの作品解釈があったらしい。フルトヴェングラーはどちらの理論も無視し得な…

カミュ

不条理という言葉で括られることの多いカミュだが、久しぶりに読んでみたくなって書棚から数冊手に取ってみた。高校時代、どういうわけか愛読書だったカミュ。読もうと思った経緯は覚えていない。フランス語で読もうという旧制高校的な考えは毛頭なく、新潮…

「チョムスキーとメディア」

1992年に、カナダで制作されたDVDの続きを見る。ベトナム戦争以来、MITの教授ながら、アメリカ政府を一貫して批判してきた稀有な知識人チョムスキーのメディア批判を、やや錯綜した展開ながら、余すところ無く伝えている。今日見たのは、マスメディアが…

不調

一昨日からどうも喉の調子が悪く、今日は鼻までやられてしまった。この時期、クーラーで喉や鼻をやられることが多いから油断禁物だ。しかしこう鼻や喉をやられると、頭が重たくて何をする気にもなれない。。。