2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

市場と強制

ジャワ島の地震による被害で5千人近くの人々が亡くなったようだ。まずはその方々の冥福をお祈りする。巨大地震の可能性が高い東京に住んでいる以上、この出来事は他人事には思えない。。。さてローマ法王がアウシュビッツを訪問したらしい。記事でアウシュビ…

「日本」の発見

「ドイツ語しか知らない者はドイツ語を知らない」と言ったのはゲーテだが、和辻哲郎など、留学した者がヨーロッパの壁にぶつかり、その足元に「日本」を発見するというのは、多くの留学経験者が語るところだ。異質なものとの出会いが、己のアイデンティティ…

原発は安全か?

先日某MLで知ったこちらのページ。原発の現場で働いていた人の言葉なだけに驚くことが書かれている。現場を知らないというよりも、原発の仕組みすら知らない人間が権限をもって原発の管理をしているという恐ろしい実情は官僚支配の政治によく見られること…

最悪

気が付けば小一時間ほど、酔いに任せて書いていたものをうっかり消してしまう。。。久しぶりにこれだけの脱力感を味わった。。。

思想

今日はお昼から横浜に行っていた。発表前に少し時間があったので生協に立ち寄って『国富論を読む』を探していると、岩波新書のコーナーに見覚えのある文字が見えた。苅部さんの名前だった。あれ、何か書いているのかなと思ったら、『丸山眞男―リベラリストの…

デモ

「サウンドデモなぜ摘発」デモというと、いろいろな政治団体の利害が絡んだ団体顕示の場でもあったが、近頃は欧米化してよりファッショナブルに多様化しつつある。何かの主義主張を皆で繰り返し叫ぶのではなく、歌を歌いながら、パレード行進するような感じ…

近衛秀麿

お昼過ぎ、朝日カルチャーセンターで、お孫さんの水谷川優子さんが語る祖父近衛秀麿という公開講座に行ってくる。「お鮨オーパー」というあだ名の思い出話から始まり、ご自身が受けた全人的影響、そして秀麿にまつわる様々なエピソードまで、チェロの生演奏…

尤も

こちらのブログから知った「ダ・ヴィンチ・コード:読者の6割、「キリストに子孫」」という記事の存在を考えると、カトリックの側がいろいろ気にするのも理解できる。。。

ダ・ヴィンチ・コード

5月20日に世界で同時に封切られるらしい。既に映画自体や配給元のソニーに対するカトリックからの反発が強まっている。映画はイエスの血脈に関するミステリーであり、フィクションに過ぎないのだが。なぜカトリックはそれほど目くじらを立てるのか。少し前に…

いやな雰囲気に

「入管難民法改正案 外国人、専門家ら危惧の声」である。一連の改悪のひとつが通過した。「リリアンさんは「単に外国人の人権問題とは言い難い。日本人こそが監視される社会へと近づいている」と訴える」という一言に尽きる。あらゆる工事現場にテロ警戒中と…

Global Justice、三重県 大杉谷

夕刻から本郷でクカサスのグローバルジャスティス論への批判論文後半を報告。思わぬ読み違いなどがあって参るが、自己統治の概念を基礎にして、正義が神々の闘争的多元性をもち、グローバルジャスティスの実践がエリーティズムを帰結するという点から、ブキ…

対話

「長崎・被爆者発言自粛要請の波紋」だそうである。長崎での原爆被害者の語り部に対して、長崎市の外郭団体「長崎平和推進協会」が「政治的問題についての発言は慎んでほしい」と要請したのがきっかけである。これは4月頃に目にしたことだが、その波紋が広…

したこと、すべきこと

今日は夕方前に明日の研究会の準備を終わらせ(これも珍しい)、来週の授業準備(スミスの生涯と18世紀ブリテン)をする。今週の授業準備は珍しく先週終わらせておいて本当に正解だった。ちなみに内容はヒュームの経済思想。これも今回初めて勉強したとこ…

雑用というか....

研究の仕事が詰まってくると、いろいろ他のことに気が回らなくなる。ところが締め切りが近づくとまったく関連のない本や普段読む気のしない本などが一挙に面白く読めてしまったりすることがある。最近つくづく思うのは、何かをすることには常に責任が付きま…

雑用など

お昼、新宿の「渡邊」でにしん蕎麦をご馳走になる。その後20階にある某ラウンジにて、某学会の雑用打ち合わせ。昔、ちょくちょく使っていたこのラウンジ。今日は土曜日のせいか、人が多いというか、どうも騒がしい。周りを見ると、髭を生やしたりしたちょ…

リハビリの打ち切り

多田富雄氏が4月8日の「私の視点」で、リハビリについて投稿していたことを昨日初めて知る(不覚)。少し長いが、以下に部分的に引用しよう。「今回の診療報酬改定で、医療保険の対象としては一部の疾患を除いて障害者のリハビリが発症後180日を上限にして、…

Vegetarian

昨晩は少し時間がとれそうだったので、先日勝沼で買ってきた白ワイン「グレイス 甲州・鳥居平畑」を開ける。甲州種100%ですっきりした飲み味が和風の食材によく合う白ワイン。甲州種はしっかりしたワインを作るにはあまり向いていないというフランス人の書…

唐九郎、環境問題...

昨日のうちに来週の講義の準備が終わる(Power Pointにする作業はまだ)。やればできるものだなと一人感心しつつ、これで油断してはいけない。翌々週の準備もしておかないといけないことに気づき、週末までになんとか終わらせられればと思っている。今朝電話…

久しぶりに!?

今週と来週は恐ろしく多忙になる気配。講義の準備、研究会での報告2本、某学会事務の仕事、9月にあるJSUSのHPのデザインなど。ここまでだといつものことだが、これに加えて新しい仕事が平日の日中に入る予定で、これが始まり次第、寝ていられなくなる(とい…

ワイン対決

「米・加州ワイン、仏・老舗ワイン 利き酒対決」。1976年5月の利き酒会で(80年代くらいかと思っていたら、そんな昔のことだったとは!)、フランスの老舗有名ワインと当時無名のカリフォルニアワインが対決して、赤、白双方ともにカリフォルニアワインが1…

生活習慣

どうも思うように仕事が捗らないのはやはりGWで日常の生活パターンを崩したからだろうか。いやGW前半は朝早く起き、それほど夜更かししないで寝ていたのだが。。。「喫煙・肥満・運動不足 医療費4割アップ」だそうである。これらの要因から生活習慣病に…

GW

前半は急遽上田は青木村の陶工本松氏から連絡をもらって薪割りに行く。薪割りと言っても、昔のように斧で割るわけではなく、薪割り機や電動のこぎりを使うのでそれほど大変な作業ではない。ただ今回は窯焚きが近いこともあって、早く乾燥させるために細かく…