2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『知のWebマガジンen』に「塩の博物誌」という連載がある。その第23回は 「さア塩を造らう! 自家用製塩について」。そこにこんな記述があった。「現在日本で消費される塩のうち、約85%はオーストラリア・メキシコなどからの輸入でまかなわれている。つま…

宵のうち

「天気予報の用語改正案」で、「宵のうち」が「夜のはじめごろ」に、「朝のうち」が「朝」に変更しようという案が出ているらしい。一日を3時間で区切って、天気の移り変わりを予報する際にどのような言葉を使って、その3時間を表現するのが分かりやすいかと…

今晩のこと

今夜は開店前の「潤菜 どうしん」で食事。お野菜を徹底的に知り尽くした岡山出身の店主の料理。薄味で野菜の味を生かしたものが可愛らしい漆器や京焼きの器にのせられて次々と運ばれてくる。メニューには、日本酒と焼酎、ビールしかなかったが、野菜重視だと…

位置情報

「携帯『位置情報通知』 4月スタート」らしい。監視社会の強化だというつもりはないけれども、下の説明にはおや?と思う。「誤差は、基地局の住所や電波の届く範囲から位置を割り出すタイプで数百メートルから一万メートル、衛星利用測位システム(GPS)…

ニュース雑感

「日本の子供は先進国でずば抜けて「孤独」…幸福度調査」によると、 「「孤独を感じる」と答えた日本の15歳の割合は、経済協力開発機構(OECD)加盟25か国29・8%と、ずば抜けて高かった。日本に続くのはアイスランド(10・3%)とポーランド…

授業評価アンケート

噂に聞いていた授業評価アンケートの結果が某大学から送られてくる。アンケートは、I(5項目)、II(7項目)、III(1項目)、IV(1項目)、V(4項目)からなる。Iは学生が自分の授業への取り組みを聞くもの。IIは授業の内容について。II…

廣松渉

学生時代、大森荘蔵に並んで読み耽った哲学者と言えば、廣松渉。大森荘蔵からは四股構造論を四つ股理論と揶揄されていたが、小林昌人編『廣松渉哲学小品集』というのがある。所収の「脳死論の前提的価値観を問い返せ」は1990年に掲載されている。最近の『情…

丸山

今度3月から某読書会で丸山の『「文明論之概略」を読む』を取り上げるらしい。会そのものに出られるか分からないけれども、久々に最初の部分を読んでみた。当時の社会状況や福沢の置かれていた環境、生い立ちなどは一旦括弧に入れて、直接、テクストと対峙す…

温暖化

「脱原発に“異議”」ドイツ・メルケル首相だそうである。 「脱原発政策維持の大連立合意を尊重するとしながらも、原発は温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)を出さないとの見方に基づき、「わが国の原発は極めて高い安全基準を有する。多くの国では、これ…

打ち合わせ

に明け暮れた週末。某論集への投稿話(こちらは書き上げられるか微妙)もあり、また懸案の仕事の話が固まりつつありと、にわかに忙しくなる気配だ。それでも3日は節分だったので、恵方巻きを北北西に向いて無言で食べ、鰯の塩焼きをつつき、くどき上手愛山…

CD

久しぶりにCDを購入。○グルリット ヴァイオリン協奏曲 ヴァイオリンは、あの渡辺茂夫。当時14歳である彼の演奏は、時折幼さを感じさせるけれども、ここでも恐ろしく成熟していて、とても少年の演奏とは思えない。力強さと繊細さが同居して余裕すら感じる…

「くどき上手 亀の尾 にごり酒」

鈴傳にあったので、買って飲んでみた。 今の時期だから、いわゆる濁り酒ではなく、絞る前のお酒でなかなか飲みやすい。 ただ昨年の亀の尾もそれほど美味しいお酒とは思われなかったので、まぁこんなものだろうかという印象ながら、肴と合わせると滅法いける。…