遠藤周作

『眠れぬ夜に読む本』を寝しなにぱらぱらめくっている。キリスト教のことや、少々神秘主義的なお話、動物のことなど、日々のことが綴られていて面白い。

例えば、こういう話が出てくる。動物は発情期になってもやたらめったら交尾するのではなく、ちゃんと相手を選んでいる。だから強姦した人物を評して、野獣のようなと言うのは動物に対して失礼であるとか。。。

或る節で、こういう文章を書くのは小説家としては悪文だがという一文があった。文章自体、状況説明としては少々細かいがとてもよく書けている。しかし日常読む論文がまさにこうした「悪文」なので、自分の文章力がつかないわけだと合点する。。。いや、もちろん他人のせいにするわけではないが。。。

さてこれから横浜の大学でのWorkshopに出かける。