書の至宝展

昨日、小雨の降る中、東京国立博物館へ行った。

王義之の書を間近で見たのはたぶん初めてではないだろうか。書聖と言われるだけのことはあるというか、書を見てあれほど感銘を受けたのは初めてだ。自然で、流れるようにゆったりとしていて、そこには或る種の心地よい緊張感があり、また何といっても申し分のないバランスで品格がある。。。

この展示会では、王義之の書を見た後では、何もかもが一段劣るような気がしてしまった。日本で凄いと感じたのは空海の「灌頂暦名」などと、源兼行の古今和歌集の写本くらいか。

夕刻に方圓に行き、2時間ほど本松氏の話に聞き入る。持参していたDATに録音しておいたので、後でまとめる際に聞きなおす予定。

そして、今晩、K氏からメールがあり、渡仏がほぼ決定する。急いで航空券やTGV、レンタカーなどの手配を考えて旅程表を作成。

ロンドンにいるK氏との合流もあるので、少し旅程をたてるのが複雑かもしれない。。。