Workshopでは

A.センと、道徳科学としての経済学についての議論を聞く。どちらも素材は違うけれども、正統派!?経済学への批判的視点をもっているという点では同じような立場で、議論が組み立てられているようだった。

懇親会で少しビールを飲んでから、信号故障でダイヤの乱れた京急線に乗って帰宅。すると、留守電に通信教育の採点のことで連絡が入っている。

先日採点して「不合格」を与えた卒業予定の人が抗議に来たという。2つのレポートを採点したところ、どちらも或る本からの一字一句正確な抜書きが判明したので、当然「不合格」にした。

どこかで知ったが、アメリカではこうした剽窃のような行為は即退学になるくらいの厳しい処分があり得るらしい。日本では文章を書く訓練が学校教育でほとんどされていないため、大学生になってもこうした剽窃らしきことが後を絶たない。

だいたい単なる「作文」を「小論文」などと仰々しく言っていること自体がおかしいのだが。。。