生活習慣

どうも思うように仕事が捗らないのはやはりGWで日常の生活パターンを崩したからだろうか。いやGW前半は朝早く起き、それほど夜更かししないで寝ていたのだが。。。

「喫煙・肥満・運動不足 医療費4割アップ」だそうである。これらの要因から生活習慣病にかかるリスクが高くなり、医療費も結構かかるらしい。

厚生労働省研究班(班長・辻一郎東北大大学院教授)の調査」報告書のまとめ方がよくないのか、新聞記事のまとめ方がよくないためなのか、少々首をかしげてしまう。

新聞記事では報告書によるとということで以下のようにまとめられている。

「(1)喫煙習慣あり(過去の喫煙歴を含む)(2)一定基準以上の肥満(3)一日の歩行が一時間未満の運動不足−の三つ全部に該当するグループの医療費は二万九千二百七十二円で、どれにも該当しないグループの二万三百七十六円の一・四四倍だった。

 二つに該当する場合では、喫煙と運動不足の組み合わせが一・三一倍と最も高く、肥満と運動不足が一・一七倍、喫煙と肥満が一・一二倍。

 単独の場合は、喫煙が一・一〇倍、肥満と運動不足はそれぞれ一・〇七倍だった。

 辻教授は「調査結果から推計すると、不健康な生活習慣が医療費全体に与える影響は四、五兆円規模になる。予防重視の施策とともに、民間の生命保険や医療保険が導入しているようなリスクに応じた保険料設定も検討すべき時期に来ている」と話している。」

喫煙、肥満、運動不足という3つの個別事例とそれらが複合した場合の事例とに分けて分析されている。個別の要因の場合、最も高い喫煙で1.10倍で、複合的な要因で喫煙と運動不足の場合が1.31倍。

これらは生活習慣病の要因ということで取り上げられているが、結論部分では生活習慣病の医療費全体に与える影響という点が取り上げられている。

生活習慣病とは何か。

「<メモ>生活習慣病

 食事、運動、喫煙、飲酒といった日常の生活習慣が発症や進行に影響する病気で、糖尿病や心筋梗塞(こうそく)、脳卒中、がんなどがある。肥満、高血圧、高コレステロール高血糖は、それぞれの診断値が深刻でなくても、複数の症状があれば「メタボリック症候群」とされ、糖尿病や心筋梗塞に進む危険性が高まる。厚生労働省は病気の早期発見、早期治療(二次予防)だけでなく、生活習慣の改善による病気の予防(一次予防)に重点を置き、患者減少を目指している。」

糖尿病や心筋梗塞などは分かるけれども、がんも含まれているらしい。しかしコンビニやファミレス、様々なビジネスセンターが24時間営業していれば、夜の生活も可能だし、ネットで調べ物をしていたりしたらあっという間に朝を迎えることもあるだろう。

スーパーやコンビニのお惣菜、飲食店などはたいていどこもインパクトを出そうとしているせいか、塩が強めで味も濃い。新鮮さよりも便利さや廉価であることが重要な指標になっているから、妙な薬品を使って食材を長持ちさせようとする。

都会の外気はすっかり汚染されているし、街に出れば恐ろしいほどの大音響で宣伝や音楽を流す店がそこら中にあって心も休まらない。このような環境で健康であれというのは「根性がなっとらん」といった精神主義の臭いがする。ファシズムが健康な肉体を称揚したことをひいて健康ファシズムだとまでは言わないが、欧米のようにジョギングしたり、スポーツセンターで汗を流すことが健康的だとはどうも思えない。

それに病気や肥満には遺伝の要素もあるだろうから、禁煙して、運動して、食事制限すればよいということでもないだろう。

コンビニやファミレスは無くならないだろうし、あのような便利さの追求が大きな問題を抱えていることは周知の事柄ながら、それを無くせないことは承知で、あのような便利さはそろそろ放棄してもよいのではないだろうかと思う。

ただ最近ちょっと危険なほど体重が増えてきている。体が重いのはどうも精神にもよくない影響を与えているようなので、健康な身体!?を目指してダイエットに励むとしようか。。。