いやな雰囲気に

「入管難民法改正案 外国人、専門家ら危惧の声」である。一連の改悪のひとつが通過した。

リリアンさんは「単に外国人の人権問題とは言い難い。日本人こそが監視される社会へと近づいている」と訴える」という一言に尽きる。あらゆる工事現場にテロ警戒中という無用な看板を立てさせたりする割には、緊急事態にはなんら対策をとっていないというお粗末さがあるわけで、まったくもって不要な法改正=改悪である。

「「愛国心」強制せず 教育基本法改正で首相」またもや失言が飛び出している。

愛国心」を指導する教員についても首相は「法令に基づき職務上の責務として指導を行うもので思想・良心の自由の侵害になるとは考えていない」と指摘した。らしい。

こうした答弁がまったくもって無意味なことは分かっていることだが、それはさておき、まさに「法令に基づき職務上の責務として指導を行なうもの」という点で問題になっているのがこの間の東京都教育委員会の対応だろう。こうした問題をまさか知らないわけではないだろうから、そうするとあれは問題ではないとコイズミ首相は思っていらっしゃるのだろう。。。

思想・良心の自由とは、内面的な自由であり、内面的だから、教育という外面的な指導については関係ないとお考えになっているのだろうか(そんな愚かな。。。)。

もちろん、こうした発言を一々取り上げていても何の意味もないのだが、ちょっと疲れた夜には、もういい加減にしてくださいと、つい書きたくなってしまう。