お好み焼き

お好み焼きパーティーに備えて!?、夕食はお好み焼きの生地の研究。。。

まずは奈良は明日香村特産の土竜芋を使う。ところが、すり始めるといわゆる山芋のようで粘りが足りないため、これは却下。

京都から届いた捏芋を使って、小麦粉との割合を試してみる。お好み焼きの生地は大和芋と小麦粉、お出汁から作るが、一番重要なのはお芋の割合だと思われるので(お出汁は昆布と鰹節からとった風味のよいものを使う。出汁の素はよくない)。

今回は生地を2種類作る。一つは芋3:小麦粉1、もう一つは芋2:小麦粉1の割合。お出汁の量はほぼ同量。合わせてみると、粘り気は後者の方がよいし、焼いても後者の方が美味しかった。

Jさんもふっくらしてキャベツの甘みが味わえた後者がよいと言う。前者は御芋のべちゃっとした感じが残ってよくなかった。

今晩のテストの結果、美味しいお好み焼きは芋2小麦粉1.5くらいの割合がよいということだった。またキャベツは千切りしたものを少し短めに切っておくとよいように思われた。

ふっくら仕上げると、厚みができてそこにそれぞれの食材の味が引き立つので、そのための工夫をしないといけないということをを確認できたのは収穫だった(もちろんふっくら厚みのあるお好み焼きがよいのは関西の焼き方では当然のことではある)。

ちなみに大阪の人はお好み焼きとライスを一緒に食べるとよく言われる。実は試したことはないが、十分おかずになると思う。

ところが、それは東京で一般に出されているお好み焼きで考えると、え、本当に?ということになる。東京の大抵のお店では(といっても、それほど食べ歩いているわけではないが)大和芋をちゃんと使っていないのでパサパサしているから、とてもご飯を食べる気は起こらない。

実際、今日は2人で4枚のお好み焼きを食べたが、外のお店で食べたら、たぶん3枚が限度かなという気がする。