つれづれ

今朝、お中元が届く。氷菓子で何とも涼しげで美味しそうな贈り物。さっそく煎茶の羊羹を戴くと、少し暑くなってきた部屋の中に涼風が訪れる。

お中元と言えば、実家では親戚筋以外からの贈り物は一切受け取らない方針だったので、宅急便屋さんが来るたびに受け取れませんと言わねばならなかった。

教師をしていた父の方針だったが、『影響力の武器』の著者が指摘する「返報性のルール」(ある種のgive & take)という点からしても、生徒に対する情実を排するためには適切な態度であったように思う(この態度の実行は現実的にはなかなか難しいのだが)。

さて、話は変わり、電車利用時の不便さについて。

以前、「電車の乗り方」として書いたことがあるが、混雑時に縦に並んで電車を待たれることほど危険なことはない。

しかも並ぶと言ってもいい加減な並び方だから、列はあっという間にホームの端から端までを占領してしまう。そうすると、後から来た人たちはホームの端の狭い部分を行き交うことになる。これは危ない。。。

そして相変わらずドアの前は広く開けずに我先にと乗り込もうとすることが多い。もう少し余裕が持てませんかね。。。

しかし先日、定刻よりも遅れてきた電車に乗り込もうとしたら、急いでいたのか、乗り込もうとしていた私の目の前でドアが閉まってしまった。こうしたことがあるから乗り急ぐのだろう。

『うるさい日本の私』の著者中島氏が指摘していたが、空いているドアからご乗車くださいとアナウンスしないと、乗り損ねた乗客からクレームがあるらしいから恐ろしいことだ。。。

さてホームから改札を出るためには、たいていの駅で階段を上り下りしないといけない。困るのが駅によって階段の右側が上りのところもあれば、左が上りの場合もあることだ。

その駅での乗客の流れ、それも朝のラッシュ時の流れを想定して決めているのだろうけれども、なんとも不便ではある。

最寄り駅の階段の下り部分は一人歩ける程度なのに対して、上りは5人以上が並んで上ることができるほど不均等になっている。

昼間でも少々混んでくると、上り部分を下っていくには、プレッシャーもかかるし、実際、上り客とすれ違うには、まるでゲームでもやっているかのように間をすり抜けていかねばならない。

もちろん根本には物理的に利用客が多すぎる現状があるから、こうしたことが起きていて、自分もそうした客の一人だから、どうこう言えたことではないのだが。何か工夫をしてもらいたいものだ。