原発での事故

「プルトニウム含む水漏れる」青森の核燃再処理工場が試運転後初のトラブルである。けれどもタンクが一杯になって海や大気に放射能を「微量に」放出することになる。放射能は植物や魚類に蓄積されて、めぐりめぐって人間に戻ってくることになると予測されている。

原子力の平和利用によって生じたゴミをいかに処理していくかで運転が開始された六ヶ所村にある使用済み核燃料再処理工場だが、早々にこのような「事故」を起こすとは。。。

そういえば、長崎にある原爆の被害を語る継ぐ会では、劣化ウラン弾原子力発電といった問題を体験者が学校で語ることをタブーと指導しているらしい。体験者側からすれば、現代の問題に言及しないで過去の問題が語れるのかという至極全うな反論が出ている。

早急にエネルギー政策の見直しをしなければならないはずだが、その辺り一番率先して動き出さなければならない国の動きが異様に鈍い。。。