昨日

ブラームスの1番を初めて生で聴く。フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団の演奏で、ヴィオラの方から誘いを受けた。アマチュアのオケとは言え、聴き応えがある。弦楽は艶やかで、うねりこそないものの、ここぞという時には素晴らしい響きが広がる。

なんと言っても、ブラームスの難解なリズムによるあの流れるアンサンブルがほとんど滞りなくこなされていて、聴いていて心地よい。もう少し管楽器の人数が多ければ、なお凄いことになったのではと思われる。

一番奮闘していたのがコントラバスだろうか。あれほど低音が響く演奏も珍しく、体全体を使っての演奏は見ていて楽しい。アンコールのチャイコフスキーくるみ割り人形」から「花のワルツ」は軽妙で柔らかい音色に包まれる。次回は大友さんの指揮で、7月17日、紀尾井ホールが楽しみ。

またお誘いくださったヴィオラの方の先生であるS氏がパリのC氏と同窓だと伺い驚く。世間は狭い。。。