お酒

昨日、首大学でのセミナーに使われた資料を拝見していて、面白いデータがあった。未成年者の禁酒についての資料で、日本では20歳からお酒が飲める。アメリカでは一般に21歳から、ドイツ、フランスでは16歳からビールやワインが飲める。但しウィスキーなどは18歳から。アルコール度数の問題なのか、これは意外に面白い。

またアルコールを摂取した場合のアセトアルデヒドの分解能力の点で、人間はNN型、ND型、DD型の3パターンに分かれる。NN型は分解能力が高く酒豪タイプで白人に多い。ND型はほどほど飲めるタイプで、モンゴロイドに多い。DD型はいわゆる下戸。

日本人はNN型とND型でほぼ半々で、4%ほどがDD型。10年ほど前に麒麟研究所で教えてもらったのはND型だった。自分の実感とも重なっていて、やはりそうかと思った。

また醗酵などの点で最初に資料に出てきたのがパスツール。彼の白鳥の首型フラスコによる実験の話を(たぶん)初めて知る。フランスにあるパスツール研究所には、白鳥の首のような形をしているフラスコに外部から菌が入り込めず、150年前の水が今も腐らずにあるという。。。S先生はこの研究所の非売品ワインを飲まれたそうだが、残念ながらお味はよろしくなかったとか。。。