青木村

薪割りのお手伝いに信州上田に数日滞在してきた。本松氏の修行時代、薪割りといえば、一番下の弟子の仕事で、年に数回窯焚きをする場合には、斧で割るために年中薪割りをしていたらしい。

もちろん割られた薪を買うこともできる。しかし素性の確かなものを扱うために、そして窯焚きに適したものを使うためには自ら割るのがよいようだ。

薪割りは結局2日間のお手伝いとなる。一日中、薪を割り、割られた薪を運んで積み上げる。普段足腰を鍛えていないせいか、初日の夕刻にはふらふらになってしまったが、2日目は要領を得てきたのか、随分と楽になった。

都内に帰ると、懸案の事項がいろいろあって、それらに追われる。今日はこれから葉山で合宿。なかなか年内ゆっくりとはできないものだ。