合宿を終えて

信州上田から帰った翌日葉山で政治哲学の研究会合宿。肉体労働の後は知的労働というわけではないが、2日間薪割りを手伝ったせいか、筋肉痛はなくなり、手首の筋にやや痛みが残る程度で、身体の快復は意外にも早かった。

葉山から少し南にあるマリーナ付近が合宿の宿泊所。6階にある部屋からの眺望が素晴らしい。江ノ島から富士山、伊豆半島を望むことができる。広大な海原が眼下に広がっているのもよい。

朝目覚めると、葉山辺りではこんなに海が綺麗なのかと驚いた。テラスに出て涼風を感じた朝の一時はなんとも清々しい。尤も昨晩は朝4時まで語り合っていたので、起き出したのはお昼前だった。。。しかし、石油ショック以降バブル崩壊前に少年期を過ごしたことが人生におけるある種の楽観主義・理想主義を生み出しているのではないか(石油ショック世代は『日本沈没』などに見られるように悲観主義的な傾向を帯び、バブル崩壊以降の世代は未来への不安などから諦観的傾向を帯びる。。。)という点などから世代論を深く細かく、ライフヒストリー的に語り合ったのは面白かった。