気忙しいこの頃

Utilitarianism and Empireを早くまとめないといけない。。。が、なぜかあまり進まない。予定では半分以上終わっているはずなのだが。。。

しかしもう年末だ。これを乗り切れば、コンサート、茶事、長野で温泉(尤も薪割りという過酷な、だが楽しみなこと)が待っている。。。

そういえば、ある方から茶事は何でも勉強だと教えられた。配慮の行き届いた茶事に出会えば、配慮の心を汲み取り、心意気のある茶事に出会えば、心意気を学び、手際の悪い茶事に出会えば、なぜ手際が悪いのかを観察し、感動しない茶事に出会えば、なぜ感動しないのかを考える。

呼ばれて出かけるとお酒も入るので、つい目が鈍ってしまう。ただ茶事についてはほとんど素晴らしいものにしか出会っていないようだ。もちろん中には、これはどうだろうかというものに当たらなかったわけではない。記憶の中ではただ1度だけだろうか。

よくお呼ばれする茶事では集う人たちの人柄も素晴らしく、一座建立という茶事に一番大切な雰囲気を味わうことができるし、同年代ながら立派に心を行き届かせて茶事をこなす人もいる。

お茶の修行はお茶だけに終わらないと言う。江戸小唄で聞いた極意だが、「気を遣わず、心を配る」心持で他のことにも当たれるようしなければと思うこの頃。。。