そういえば、

またお茶会の受付の仕事が始まる。他の急務の仕事もこの時期に一斉に締め切りになるので正直やっていられる状況ではなくなっているが、一度断わったものの一旦腹を据えて引き受けると言った以上やるしかない。

しかし早速クレームが来たらしい。いわゆる情報伝達の際にクッションが入れば入るほど正確な情報が伝わらないという事例とも言える。情報を集約する受付業務の担当者が1箇所ではなく、いわば2箇所に分散しているような状況。そうすると、或る事柄の伝達が一方には届き、もう一方には届かないことが発生する。

これがなかなか厄介な問題で、しかも某ホールの担当者にも言える。毎回応対する人が違うものだから、前回言ったことが伝わっていないことがこれまでに何度あったことか。。。打合せをした事実すら伝わっていないことがあったのには驚愕するばかりであった。。。

が、他方で伝え方の問題もある。とくに日本では言いたいことは分かるだろうというスタンスで話をすることが多いから、肝心のことが伝わり難いという問題がある。

お互いに共有するものが同じである場合は問題ない。しかし共有するものがないところで、そうしたスタンスで語られると大いに困惑することになる。

思い込みで伝えているから、それが相手に思うように伝わらない場合、伝え方が悪いとは考えない。汲み取ってくれなかった相手が悪いことになる。

さらに日本では(他の国でもそうかもしれないが)その共有を強制され、その強制を断わると一挙に攻撃に転じる。

腹を割って話そうという人に対して、いえ、腹は割りたくありませんといった理性的な態度で迫ると、人間関係は悪化する。あれは場の空気が読めないのだとか、どこか変なのだという陰口が叩かれる。。。

夏目漱石の『我輩は猫である』のような話だが、久しぶりに愚痴をこぼしてしまった。やはり報告前で追い詰められているのだろうか。