風邪。。。

昨晩クーラーをつけっぱなしで寝たためか、少々風邪気味に。。。


お昼は来るべきワイン会に供えて、試食。一つ目は、昨日のイカの肝をソースにして、イカ、海老を加えたペンネ。この味はペンネよりも、スパゲッティの方が合うようだ。。。
もう一つはジェノベーゼペンネ
夜はいろいろ余り物から作ったお好み焼き。大和芋が少なめだったのと、二人分を一気に焼いたので、少し平べったくなる。今回はJさんにしてもらったキャベツの千切りが綺麗に整っていたので、より美味。

都内のお好み焼き屋さんでは、キャベツを千切りにしないところもあるらしい。キャベツは千切りにしてたっぷり入れることが、美味しいお好み焼きを作るコツの一つなのだが.....。

今日は8月に亡くなった方々のものを漁る。

1999年8月13日に亡くなったヴァイオリニスト渡辺茂夫さんのCD『神童』を改めて聴く。13歳とは思えぬ円熟した演奏。演奏法の異なる教授につき、苦しい生活を強いられたアメリカ留学によって、16歳の若さで、その音楽的才能が頓挫させられたことが惜しまれる。

1996年8月15日(奇しくも、8.15!)に亡くなった丸山眞男の「超国家主義の論理と心理」を改めて再読(2節まで)。西欧における多くの近代国家が実定法の形式的妥当性の内に留まり、思想道徳信仰といった私的な領域については、それを保証する方向をとったのに対して、日本においては、公私区分が切断されずに、どこまでもずるずるべったりと繋がっていたことの問題。

「『私事』の倫理性が自らの内部に存せずして、国家的なるものとの合一化に存するというこの論理は裏返しにすれば国家的なるものの内部へ、私的利害が無制限に侵入する結果となるのである」(『増補版 現代政治の思想と行動』16頁)