都内の某宅へ鰻をご馳走に行く。まずこの時期の旬の焼トウモロコシを戴く。甘くてよろしい。次に、冬瓜と麩の煮物、切り干し大根、つるむらさきのおひたし、ホウレン草の海苔巻き、南瓜の煮物、羊肉の水餃子、お漬物、ザル豆腐にエノキの添え物、鰹のタタキを戴いてから(既に満足に近い状態)、鰻重と吸い物を戴く。

普段のおかずの3倍ほどの量だが、美味しいのでどんどん戴ける。驚くのは作られる方の手際のよさで、あれよあれよという間にお料理がお膳に並ぶ。お茶事やお茶会では手際がよいことはとても重要なので、見習わねばと思う。もちろん手際だけよくて心のこもらないお茶は詰まらぬが。