Anpo

6.15 安田講堂シンポ国民的な運動と芸術の問題というテーマで、しかも安田講堂での開催とあって、これはぜひ行きたいと思ったが、残念ながら火曜日は夜まで講義があるので、行けない。。。

先日、高橋和己の『明日への葬列』で、この安保闘争で国会に突入し、犠牲になった樺美智子のことを読んだところだった。

彼女の死は衝突の際の不幸な事件というよりも、政治闘争においてよくあるように、予め標的にされて虐殺に至ったということが真実に思われるが、この痛ましい事件をはじめ、あの時代を生きた若者の苦悩と現実とが、その強烈な絶望感とともに伝わってくる。

基地問題でゆれる沖縄の問題も現在進行形であり、日々の仕事に埋もれつつも、しっかり考えていかねばなるまい。