トマトラーメンなど

ラーメンは美味しいものではあるけれども、とびきり美味しいものではないという妙な偏見がある。最近トマトラーメンなるものが流行りだしているようで、四ツ谷にもそのお店ができたので行ってみた。

その名も「太陽のトマト麺」

鶏がらスープをベースに、トマトもたくさん入れて、真っ赤なスープのラーメン。

しかし麺が細すぎて、よろしくない。豆乳入りらしいけれども、麺とスープがあまり調和していない。ロハスを売りに出しているようだけれども、スープには化学調味料の味がするし、どうだろう、数ヶ月で無くなってしまいそうな予感。

一方、先日知り合いに誘ってもらった大塚での十四代を愛でる会では、蔵元の麹師さんから、慎重に酒造りをしている様子を伺った。

とくに純米大吟醸の「龍月」は洗米をはじめ、ほとんど手作業であるため、年間100本しか生産できないらしい。今年の愛山のお酒はこの龍月が最上クラスであろうと思われるほど、料理に合い、美味だった。

ここ1年ほど山形のお酒が気に入っているのはなんといっても、料理に合うからだ。単体で飲むにはもしかしたら端麗辛口系の方がいいかもしれないが、料理に合わせるには少々無理がある。

その点、とくに愛山で作られたお酒は和食に合う。先日はプロヴァンスのバノン・ア・ラ・フィユといったチーズにも合ったほどだから、料理との相性は抜群だ(尤もこれは「くどき上手 愛山」の話)。

しかし「龍月」が個人で購入できないのは非常に残念。。。