雑感

高速道路料金 大幅な引き下げを急げ」によると、

「一昨年十月に発足した高速道路会社六社の業績は好調だ。サービスエリアなど関連事業の好調もあって今年三月期連結決算は当初予想を上回る純利益を計上した」
らしい。

元来、無料化で出来た高速道路料金が猪瀬氏らの画策で私営化されて永久に有料化したという批判があったが、どうもこの様子を見ると、そうした感は否めない。

さてその猪瀬氏が今度は東京都の副知事になる。

『MM日本国の研究』の最新号に「地方分権改革推進委員会後の猪瀬直樹の会見」でのやりとりが載っている。


●猪瀬○ 23区の選挙管理委員や教育委員がいるんですが、月2、3回ぐらい
     しか出ないのに給料25万円くらいもらったりしているんですよ。そ
ういう23区とは何なのかという問題がある。もちろん基礎自治体として身近に
いて接する場所というのはなるべく近くにあったほうがいい。だけどこの状況
は何なんだということを含めて東京のあり方を考えようと。

23区よりも、東京都としての問題を挙げるべきだと思うが、この会見ではそうした点は巧妙に避けられているのが気になった。

また「石原慎太郎知事定例会見」(6月15日金曜日午後3時)では、「ベクトル」「東京都プロパー」といったカタカナ語に違和感を覚えつつ、驚いたのが「アウフヘーベン」。さすが元作家と言うべきだろうか。。。