寒くなってきた

ということで、昨晩は「釜竹」に連れて行ってもらう。近隣の道路が迷路のようになっている根津に、ゆったりとした空間と古民家風の雰囲気のお店があったとは意外だ(近くには木造3階建て、文化財でもある「はん亭」がある)。

釜竹は羽曳野のお店らしく、1985年創業というから随分と新しい。つゆは意外にもお醤油ベースで甘め。麺はしっかりしていて美味しいし、つまみもなかなかいける。

今回は干物と粕漬けのたこ。これに「くどき上手 酒未来」を合わせる。今年のくどき上手は本当に一品なので、あれを置いているお店で外れはまずない。

庭もあって、同じ敷地内にはウイーザス根津という老人ホームがある。とても老人ホームとは思えない雰囲気で、ゆっくりと、心地よい時間が送れそうな建物だった。

釜竹の行く前は、ギャラリーKINGYOで小石原の器「薪」〜shin〜展を観る。

主に同年齢の鬼丸祐輔さんの作品を拝見。ご一緒した方が前より随分と上手になられたと仰っていた。なるほど茶入はなかなか渋くて見ごたえがある。

高取焼には結構地味なイメージを持っていたのだけれど、釉薬の使い方によっては随分と派手なものも作れるのだなと感じる品々もある。これからどのように成長していくのか、楽しみな作家さんだ。

さて今日は平日(らしい)。マトゥーリの練習用CDを作成・コピーしつつ、もろもろの雑用をこなす午前。気がつくとお昼で、昨晩買い込んだ食材でスパゲッティ。

一息ついたところで、『東京新聞』を見ると、「「ぶつかった」と名乗り JR新宿駅の男性転落死で」という記事が目に付く。

新宿駅の利用客が多いので、どのように整列しようとも、こうしたことは起きるのだろうけれども、いい加減に、「縦に3列並ばせる」のをやめてはどうだろうか。

縦に並ぶと、ホームの中ほどは歩けないので、結局ホームの端を歩くことになる。端を歩いている人のすぐ横を電車が通り過ぎる場面を見るたびに危ないなと思っていた。

並ぶのならば、ここは横にするのがよい。