飲酒運転のことなど
「【ワシントン20日共同】飲酒運転事故の犠牲者の遺族らでつくる米民間非営利団体(NPO)「MADD(飲酒運転に反対する母親たち)」は20日、飲酒運転で摘発されたことのある全ドライバーの車に、アルコール検知装置「インターロック」の取り付けを義務付けるよう全米各州に法改正を働き掛けていくと発表した。
インターロックは運転手の呼気から規定値以上のアルコールを検知すると、車のエンジンがかからなくなる装置。現在全米で約10万台に搭載されているが、2011年までに50万台を目標に普及させたいという。」
日本でも最近、飲酒運転による悲惨な事故が相次いで報道された。深酒をして自動車の運転など言語道断である。
ただ飲酒運転による事故は実際のところ「相次いでいるのだろうか」。池田信夫blogによると、
「原付以上運転者の飲酒運転による交通事故は13,875件(構成率1.6%)で、前年と比較すると、大幅に減少(前年比−1,303件、−8.6%)している。飲酒運転による交通事故は、10年間で約4割の減少(平成7年の0.62倍)となったが、改正道路交通法により飲酒運転に対する罰則等が強化された14年以降の減少が顕著であり、特に酒酔い運転は10年間で約3分の1(同0.35倍)にまで減少するに至っている。」
さらに池田氏のblogによると、
「ところが8月末の交通事故統計では、昨年同期に比べて飲酒運転による死亡事故が、たった9件(1.9%)増えたことをもって「飲酒運転による死亡事故は増加」したと発表し、各社はこれを根拠に「飲酒運転死亡事故が増えている」と報じた。要するに、警察庁の取り締まりキャンペーンに都合のいいように操作された数字をそのまま出しているのである。」
ということらしい。
そうすると飲酒運転撲滅キャンペーンが何かある政治的意図をもっていると勘ぐりたくなるのも自然だろう。
トラックのドライバーが恐ろしいスケジュール管理を強いられていることも大きな問題であるはずだが、また「今、タイヤが危ない」というサイトでは、何の変哲もない道路で起きた事故について、タイヤの破裂の可能性を示唆している。
つい先日、鎌倉から長野へ向かう中央高速道路のサーヴィスエリアでガソリンを入れた際、パンクしていますよと指摘を受けて驚いた。
見ると、確かにタイヤの空気が抜けている。しかも何寸釘だろうか、相当長い釘が、両後輪に突き刺さっていた。釘の刺さっていた位置が両輪で同じ箇所であったため、どこかで駐車している際の悪質ないたずらだろうという話だった。
確かに乗っている最中、違和感を感じてはいたが、スタッドレスタイヤのせいかなぐらいにしか思っていなかった。あの状態で100キロくらいのスピードで走行していたかと思うと、背筋が寒くなるのを感じた。