苦情

今日もよい天気。午後、四ツ谷の御堀の桜を横目にカフェで通信教育の添削。文献からの引用をさも自分の意見のように書くリポートが相変わらず目立つ。そうしたリポートは一応最後まで目を通すけれども、即不合格。4年生にもなってそうしたリポートを書くのはこれまで如何に甘い採点だったか、或いは楽をしようとしたのかが分かる。

先日或る学生から、インストラクターのコメント通りにリポートを書き直して提出したのに不合格になるのは解せないという苦情!?が寄せられた。しかし電話で連絡をくれた大学の事務の人も、その苦情文の日本語がよく分からないという代物だった。そもそもコメント通りになっていないから不合格になったのだということが分からないという感覚は逆に不思議だ(あ、悪文。。。)。

最近見られる傾向として、答案用紙の半分も埋めていないにもかかわらず、なぜ不合格なのか聞きたいと教員の研究室にやってくる学生がいるらしい。上の学生もおそらくそうした傾向の学生なのだろうけれども、リポートの纏め方、引用参考文献の扱い方などを細かく指示しておいた。今週末辺り、その学生のリポートが届くことになっている。いったいどのようなリポートが来るのか、少々心配。