旅のハプニング

今回の渡仏ではいろいろハプニングがあった。土産に購入したハーフボトルのワイン2本が無くなったことは既に書いたけれども、2年ほど前に中国雲南省に行った際にもハーフボトルのワインは持ち帰れなかった。まぁハーフボトルのワインが身に降りかかる災厄を代わって受けてくれたと少し神秘主義的にでも考えて納得いくとしよう。

アヴィニョンからニースに向かっている高速道路の料金所では、警察官に停められて、いろいろ尋問される。どうやらイタリアとの国境が近いせいか、薬か何か分からないが運び屋の取締りをしている様子で、県外車を停めているようだった。我々は500キロ以上離れたボルドーからやってきていたので、怪しまれたようだった。

最初、ナンバーを見て停まれという合図をしたので、それまでの高速道路上で別の警官がスピードチェックをしていて、それを料金所で待機していた警官に連絡したのではと勘ぐってしまったが、どうやら杞憂に終わってよかった。

またパリの早朝、ホテルから駅に向かっている下り坂で某氏が滑って転んでしまったこともあるし、アヴィニョンでの墓地でカメラ撮影を禁止させられそうになったこともあった。墓地でカメラをパシャパシャ撮ることは確かに不謹慎だろう。我々も少々興奮気味に墓地の正面入り口で写真を撮っていたのだから、係りの人がそうした人に注意するか止めさせるようにするのも自然なことで、とがめられても仕方ない面はあった。が、どうもそのときの彼の気分からたまたまそのようにしたという面もあったようだ。

さて明日は箱根で某大研究所恒例の研究合宿だ。寒くなるようなので、風邪をひかないように気をつけねば。

しかしお昼過ぎに茶歌舞伎で濃茶を5杯飲んだせいか、目が冴えて眠れぬ予感。