無事、パリに到着。写真はホテルのそばにあるリュクサンブール公園。機内では『プライドと偏見』を観る。軽快なテンポで物語が展開するので、見ていて飽きない。だが、単なる恋愛物語になってしまっているような気がする。。。衣装や建物は18世紀風になっているが、出てくる人々の仕草のせいか、映画の雰囲気がとても現代的である。これは評価が分かれるところだろう。。。

もうひとつは「ノエル」第1次大戦時の或る前線で、英軍(スコットランド)、フランス軍、ドイツ軍など4つの軍隊がクリスマスイヴだけはお互い戦闘をやめたという実話をもとにした映画。

クリスマスイヴにスコットランドの兵らがバグパイプの伴奏でクリスマスキャロルを歌うと、ドイツの陣営からそれにこたえるように歌が流れ始める。歌っていたドイツ人歌手が小さなもみの木のオブジェをもって塹壕から歌いながら出てきて、敵軍との間の場所にオブジェを置いたことをきっかけに、両陣営の兵らはもっていたワインなどのお酒を手に持って集まってくる。前線の指揮を取っていた責任者らが話し合い、晴れてイヴだけは戦闘を停止してお互いイヴを祝おうということで、ミサを行う。。。

しかし責任者らはこの後、各軍内部でこの責任をとらされる。敵軍と交わったことを責められたわけだが、平時には通用する人間性の訴えが戦時には異常なこととして受け止められてしまう。。。

さてパリは相変わらず天候の変化が激しい。先ほど晴れ間がのぞいていたと思うと、突然厚い雲に覆われて雪が降ってきたり。
こちらは店頭で牡蠣を売るお店。いろいろな種類の牡蠣にまざってムール貝、平貝などがある。お店の上の波の絵がまるで浮世絵。。。