薬の怖さ

焼蜜柑なるものを知り合いに教えてもらう。作り方は皮ごと真っ黒になるまで焼くのだそうだ。寒い冬に炬燵に入りながら食べる蜜柑もよいが、アツアツの蜜柑を食べるのもよさそうだ。

ただ減農薬の蜜柑畑でさえ農薬の被害は深刻らしく、とくに今年は抗体ができたためとかで、農薬の濃度が高まった様子。蜜柑栽培をしている方々の皮膚に赤いぽつぽつができるようになったらしく、それを防ぐために農薬をまく前に露出している肌を塗り薬でコーティングされるらしい。。。どうも本末転倒の気がする。

市場に出回っている綺麗な蜜柑は農薬の濃度や毒性がもっと強いので、改めて怖いなと感じる。

先日、コンビニ弁当のことで怖い記事を読む。http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/shoku/shoku2/03.html

賞味期限切れのコンビニ弁当を母豚に与えたところ、ブクブク太り始め、お産では死産が相次ぎ、生まれたとしても奇形や虚弱体質が多く、羊水はコーヒーのように濁っていたとか。。。

食品添加物には気をつけないといけないと思っているが、ちゃんとした食材は流通のコストなどがかかってどうしても高くなってしまうので、財布との折り合いが難しい。。。

飢餓に苦しんでいる状況の人々のことを考えれば、農薬ぐらいいいではないかと言えなくもないが、やはり両者は分けて考えるべき問題である。

ちょっとうろ覚えだが、日本では輸入した食糧の3分の1近くを廃棄処分にしているらしい。外食産業で出る廃棄物の量は尋常ではないらしく、日常的にもパーティで出されて残ったものはそのまま捨てられてしまう。飲み屋で飲んでいて隣のテーブルを見ると、よく食べ物が残されている。

体調が悪いとか、さまざまな理由があるので無理に食べる必要はないが、飲み屋というのはどうも食品を無駄にしていることが多いように感じる。。。