須坂吉向展

明日打合せする某学会の書類作成や事務整理に意外に時間がかかっていて、つい逃避的に書込みを.....。

9時頃、上田から電話。須坂の「豪商の館 田中本家」で開かれている「吉向開窯200年記念 須坂吉向展」が凄いとのこと。

吉向焼については、先日の窯焚きの折、Aさんから伺っていた。樂7代に習い、清水焼をおさめた初代吉向の作品は異様な独創性に溢れている、と。

今日観に出かけた本松氏の話だと、茶碗の見込みが凄く、言うなれば、底が全て茶溜まりであるらしい。。。(茶碗の外形はたいしたことはないらしい)。

一人の人物が作ったとは思えないほど、多方面にわたって独創的な作品を残した初代吉向の作品では、通常漆器を使うところに薄手の陶器を使うということもあるらしい。

会期は12月5日までだから、論文が一段落したら観に行くことにしたい(ただ展示の仕方があまりよくないらしいが.....)。