選挙の結果

自民296 公明31 その他19 日本1 国民4 社民7 共産9 民主113。

由々しき事態である。あのような誠に愚劣な刺客・選挙戦術が通用したこと、与党が憲法改定の発議に必要な3分の2を獲得したことが、である。

もちろんこのような結果が或る程度までは予想できたとは言え、ここまでとは思わなかった。

自民党は戦後ほぼ一貫して憲法改定を目論んでいたが、確実な第1歩が踏み出されたと言える。これで2007年の参院選でも自民の大勝が決まれば、大勢翼賛的状況に陥ることになる。

小泉政権の改革の実態がおよそ改革に値しないものであることがまったく理解されないことも問題だが、各野党の政治責任も大いに反省されるべきときだろう。

だが民主党が惨敗したことで、民主党の自己改革が行なわれる可能性が出てきた点はよいのかもしれない。

そして最大の問題はマスメディアの体たらくである。。。なんだか暗鬱とした気分だ。。。