生焼け。。。

今夜は本松氏を自宅にお招きしてお好み焼きを作る。少し大和芋の分量が多かったけれども、それなりに満足いただけたようで安堵する。

途中から合流したTさんからは別撰越乃寒梅を頂戴する。お好み焼きにはビールが合うような気もするが、なくてもよいかなと思っていたところ、日本酒の差し入れだったので、久しぶりに日本酒をたくさん戴く。

よいお酒は悪酔いしないが、このお酒もそんな感じのようで、ぐいぐい呑める。。。

最近幾つかのギャラリーを回ったり、ネットでいろいろな作品を見るようになって、焼き物の「生焼け」に敏感になってきた。もちろん本松氏のように焼き物の真髄を知り得ているわけではないが、ちゃんと焼けていない「焼き物」を見ると、下手だなと感じる以上に、土が可哀想に思えてくる。

土は焼くまでは何度でも成型できるが、一度焼いてしまえば元には戻らないから、土を大切にするということは、しっかりと修行を積み、技術を習得する必要がある。

ギャラリーで結構なお値段がついている「大作家」さんの作品が生焼けの場合、無残を通り越して土への冒涜にも思えてしまう。まぁ「火の通っていないレア」(もちろんちゃんとしたレアは火が通っている)がお好きな方なら別だが。。。