蝦夷鹿!? 無肥料栽培
世界遺産に登録された知床半島。湖や川など美しい自然が残る反面、熊野のように観光客が押し寄せて、いろいろ問題を抱えている模様。
世界遺産に登録される前から議論されていたらしい「増えすぎた鹿」の害とやらがちょっと気になる。
締め切りに追われていると、去年の今頃はどうしていただろうかとしばし思いを馳せたくなる。
去年の今頃、知り合いの方に連れられて牛久でエゾ鹿肉をご馳走になった。北海道に牧場をお持ちの方で、東京では滅多に食べられない生の鹿肉を戴く。
庭で炭火で焼いたり(しかし油がたくさん出てほとんど炭化してしまった。。。)、ステーキにして戴いたが、牛肉や豚肉とはまったく違う美味しさに驚いたことを覚えている。
東京で食べられるエゾ鹿のお肉はほとんどが冷凍らしく、臭いが気になるということを聞いてはいたが、エゾ鹿は少し別格らしい。
昨年、鹿肉を食べて亡くなった方がいたが、フランス産の鹿肉などよりも高価なエゾ鹿には寄生虫はいないらしい。これに赤ワインをたくさん戴いて、至福の時間を過ごした。
しかも、こちらの家は牛久でも指定地域のため宅地化されない場所にぽつんと一軒だけ建っていて、周りから隔絶されている。車で少し行くと住宅街なのだが、この家だけはひっそりとしていて、大きな門をくぐると、家庭菜園と立派な家が現われ、天上の美しい月の光が降り注ぐ光景はまるで別世界にいるかのようだった。
しかし最近、ベジタリアンの知人がちらほらいるせいか。肉食について考えることが多い。。。精進料理の基本から行けば、肉食はすべてを戴けないので、よろしくないと思われるが、しかしベジタリアンになり切るところまではどうもいかない(ベジタリアンにも、様々な種類があるので、一概にベジタリアンとは言えないけれども)。
そういえば、最近、農薬栽培(こんな言葉があるかどうか知らないが)でも、有機栽培でもない、無肥料栽培なるものがあることを知る。
脱!有機農業・無肥料栽培というサイトによると、「無肥料栽培とは、化学肥料・農薬はもちろんのこと、有機肥料(堆肥、油粕、魚粕を含む)を一切使用せず、土そのものがもつ本来の偉力を発揮させることで作物を栽培する農法のことです。」
森は肥料をやらずとも、しっかり樹木が成長している。それを畑でもやろうということらしい。他にも有機栽培の問題点を論じていたり、いろいろ考えさせられるHP。一度、その野菜を取り寄せてみようかなと思っている。